シアトル・スターバックスロースタリー視察

今年オープンしたばかりのスターバックス・ロースタリーを視察して来ました。スペシャルティコーヒーに特化した、通常のスターバックスとはタイプもコーヒーの質も違う店舗。5種類の抽出方法から選べるテーラーメイド型の店舗。焙煎機もオープンに見せ、売店コーナーも広くとっており席数も少なく贅沢に造られた店舗。

2015seattle14 2015seattole13 2015seattole10JPG2015seattole15 2015seattole11JPG 2015seattole3 2015seattole5JPG 2015seattole4 2015seattole2 2015seattle1 2015seattole16

日本にもこの手のショップをオープンさせるそうです。カップ・オブ・エクセレンス BRAZIL SITIO BAIXADAO#1を衝動買い。ハーフポンド(約225g/40ドル)

ポートランドカフェめぐり

カフェの先端を行く街、ポートランドを回って来ました。昨年末にカップ・オブ・エクセレンスの運営団体ACEの本部もここポートランドに移り、益々盛り上がりを見せています。今回は、ACEの本部とポートランドの自家焙煎OBLIQUE COFFEE・STUMPTOWN Farmer Brothersが運営するPUBLIC DOMAINに行って来ました。

ACEの本部です。カッピングラボも併設され参考になりました。

2015portland1JPGPORTLAND15JPG IMG_5010 PORTLAND16JPG

 

〇自家焙煎OBLIQUE COFFEE

2015portland2JPG 2015portland3 2015portland4JPG

エスプレッソメニューとケメックスを使用したハンドドリップ。インドネシア・アチェ・タケンゴを注文。

〇STUMPTOWN

2015portland6 2015portland7 2015portland8PORTLAND17JPGPORTLAND18

言わずとしれたサードウエーブの中心的ショップ。今アメリカではエスプレッソに炭酸水を加えたアイススパークリングアメリカーノが流行っているそうです。ビールサーバーのような注ぎ口から直接カップに入れてました。グァテマラの超有名農園EL INJERTO-PAKAMARAが売っていたので衝動買い。

〇PUBLIC DOMAIN

2015portland9JPG 2015portland10JPG 2015portland11jPG 2015portland12  2015portland132015portland14

 

2014カップ・オブ・エクセレンス コロンビアが売ってました。エスプレッソ用のグラインダー(マッツァー)を4台置き用途に応じて使い分けているこだわりよう。店員さんもかっこいいです。

ホンジュラス農園めぐり

ホンジュラスにはいくつかの生産地域があり今回は、エルパライソ地区とコマヤグア地区をまわってきました。この次期はメインクロップではないので設備や環境などを中心に見てきました。

〇エルパライソ地区

2015honduras25JPG HONDURAS9 HONDURAS10HONDURAS13JPG HONDURAS11JPG   HONDURAS12JPGHONDURAS15HONDURAS14JPG

 

エルパライソ地区の農園。小さい農園ですが、自身で処理施設を保有し乾燥もパティオとアフリカンベッドを使用していました。大きな特徴として、ミミズを飼育し肥料を自分で作っているところです。(ミミズの尿は高級肥料の一つです)

〇コマヤグア地区

HONDURAS49  HONDURAS21 HONDURAS22  HONDURAS26JPGHONDURASU20JPG HONDURAS27HONDURAS23 HONDURAS32JPG HONDURAS33 HONDURAS34  HONDURAS43 HONDURAS41JPG HONDURAS47 HONDURAS44HONDURAS48 HONDURAS50 HONDURAS51JPG HONDURAS52 HONDURAS53 HONDURAS55  HONDURAS56

 

Erwin Mierischさんが所有する施設。訪問にあわせ?収穫から処理工程まで見せていただきました。収穫から処理を行う時間は、コーヒーの品質に大きく左右します。この処理場は、素晴らしい設備と乾燥場、苗床を完備しており高品質コーヒーを作っています。

 

 

2015COEホンジュラス品評会

4月26日から4日間行われた、カップ・オブ・エクセレンスの国際品評会に審査委員として参加しました。

2015honduras6 2015honduras2JPG 2015honduras4 2015honduras5JPG

 

ホンジュラスの首都テグシガルパで開催された国際品評会の様子です。審査員は日本・アメリカ・オーストラリア・ドイツ・オランダ・スエーデン・スイス・韓国・中国から召集されていました。

2015honduras22JPG 2015honduras202015honduras21 2015honduras19

国際品評会には多くのスタッフによって支えられています。今年のホンジュラスのエプロンは、デニム地でかっこいいです。

2015honduras232015HONDURAS662015HONDURAS622015HONDURAS63

 

表彰式にはホンジュラスの大統領も参加するほどの盛大なものでした。今年は38ロットのカップ・オブ・エクセレンスが入賞しその中の1位を獲得したLos Yoyos農園のEulogio Martinezさん。(写真上右・中央)

国を挙げての大イベントなんだと改めて感じました。

2015honduras24 2015HONDURAS59

ニカラグア・マタガルパを散歩

先日行われたカップ・オブ・エクセレンスの審査会の合間に開催地マタガルパを散歩。

NICARAGUA27 2015NICARAGUA29JPG 2015NICARAGUA30JPG2015NICARAGUA31   2015NICARAGUA33 2015nicaragua25JPG2015nicaragua252015nicaragua24JPG2015NICARAGUA352015NICARAGUA41JPG

街をあげてカップ・オブ・エクセレンスを歓迎していました。街にはいくつかの農機具屋があり、ハンドパルパー(コーヒーチェリーの実を剥く機械)の機械が1台5万円ぐらいから売っていました。

2015nicaragua22 2015nicaragua23JPG 2014NICARAGUA42JPG 2015NICARAGUA432015nicaragua21JPG

地元マタガルパ周辺で収穫されたコーヒーを専門に扱う、ニカラグアのスペシャルティコーヒーshop。抽出はエスプレッソをはじめ、ボダムのフレンチプレスで提供していました。コーヒーの地産地消は産地ならでは、うらやましいです。

 

 

2015COEニカラグア品評会

4月20日から5日間開催された2015カップ・オブ・エクセレンスの国際品評会に審査委員として参加して来ました。

2015nicaragua16JPG2015nicaragua11JPG

国内審査で60ロット(今回)まで絞られたコーヒーの中から、最終的にカップ・オブ・エクセレンスを決定します。

1日目・2日目は1次審査、3日目でカップ・オブ・エクセレンスが決定します。4日目はカップ・オブ・エクセレンスに選ばれたロットの中からトップ10のロットを選び、再度焙煎をやり直し審査します。

2015nicaragua9JPG 2015nicaragua18

1セッション毎に審査委員でのディスカッションが行われ1つ1つ丁寧に審査していきます。審査員は日本・アメリカ・オーストラリア・韓国・イギリスなど複数の消費国からとニカラグア(国内の審査委員)で構成されていました。

2015nicaragua23 2015NICARAGUA41 2015NICARAGUA40

 

農園関係者やACEN(ニカラグアコーヒー協会)国の関係者などコーヒーに関連する方たちが見守る中、カップ・オブ・エクセレンスの受賞式が行われました。

2015nicaragua28JPG2015nicaragua26

 

今年36ロット受賞した中で1位に輝いた生産者です。Buenos Aires農園 Luis Emilio Valladarezさん(写真上右・中央) いったいいくらの値段がつくのか楽しみです。

2015nicaragua27

1位~36位まで、どのロットを見ても素晴らしいポテンシャルを持ったコーヒー達でした。生産者の農業レベルの向上は、近年素晴らしく進歩しています。その結果が、世界最高峰の品評会、カップ・オブ・エクセレンスの結果に現れています。この中からオークションでトーアコーヒーが購入できることを楽しみにしていてください。