2015カップオブエクセレンス エル・サルバドルのオークションが5月28日に行われます。お楽しみに!
月別アーカイブ: 2015年5月
2015 COE エルサルバドルサンプル焙煎
シアトル・スターバックスロースタリー視察
ポートランドカフェめぐり
カフェの先端を行く街、ポートランドを回って来ました。昨年末にカップ・オブ・エクセレンスの運営団体ACEの本部もここポートランドに移り、益々盛り上がりを見せています。今回は、ACEの本部とポートランドの自家焙煎OBLIQUE COFFEE・STUMPTOWN Farmer Brothersが運営するPUBLIC DOMAINに行って来ました。
ACEの本部です。カッピングラボも併設され参考になりました。
〇自家焙煎OBLIQUE COFFEE
エスプレッソメニューとケメックスを使用したハンドドリップ。インドネシア・アチェ・タケンゴを注文。
〇STUMPTOWN
言わずとしれたサードウエーブの中心的ショップ。今アメリカではエスプレッソに炭酸水を加えたアイススパークリングアメリカーノが流行っているそうです。ビールサーバーのような注ぎ口から直接カップに入れてました。グァテマラの超有名農園EL INJERTO-PAKAMARAが売っていたので衝動買い。
〇PUBLIC DOMAIN
2014カップ・オブ・エクセレンス コロンビアが売ってました。エスプレッソ用のグラインダー(マッツァー)を4台置き用途に応じて使い分けているこだわりよう。店員さんもかっこいいです。
ホンジュラス農園めぐり
ホンジュラスにはいくつかの生産地域があり今回は、エルパライソ地区とコマヤグア地区をまわってきました。この次期はメインクロップではないので設備や環境などを中心に見てきました。
〇エルパライソ地区
エルパライソ地区の農園。小さい農園ですが、自身で処理施設を保有し乾燥もパティオとアフリカンベッドを使用していました。大きな特徴として、ミミズを飼育し肥料を自分で作っているところです。(ミミズの尿は高級肥料の一つです)
〇コマヤグア地区
Erwin Mierischさんが所有する施設。訪問にあわせ?収穫から処理工程まで見せていただきました。収穫から処理を行う時間は、コーヒーの品質に大きく左右します。この処理場は、素晴らしい設備と乾燥場、苗床を完備しており高品質コーヒーを作っています。
2015COEホンジュラス品評会
4月26日から4日間行われた、カップ・オブ・エクセレンスの国際品評会に審査委員として参加しました。
ホンジュラスの首都テグシガルパで開催された国際品評会の様子です。審査員は日本・アメリカ・オーストラリア・ドイツ・オランダ・スエーデン・スイス・韓国・中国から召集されていました。
国際品評会には多くのスタッフによって支えられています。今年のホンジュラスのエプロンは、デニム地でかっこいいです。
表彰式にはホンジュラスの大統領も参加するほどの盛大なものでした。今年は38ロットのカップ・オブ・エクセレンスが入賞しその中の1位を獲得したLos Yoyos農園のEulogio Martinezさん。(写真上右・中央)
国を挙げての大イベントなんだと改めて感じました。
ニカラグア・マタガルパを散歩
2015COEニカラグア品評会
4月20日から5日間開催された2015カップ・オブ・エクセレンスの国際品評会に審査委員として参加して来ました。
国内審査で60ロット(今回)まで絞られたコーヒーの中から、最終的にカップ・オブ・エクセレンスを決定します。
1日目・2日目は1次審査、3日目でカップ・オブ・エクセレンスが決定します。4日目はカップ・オブ・エクセレンスに選ばれたロットの中からトップ10のロットを選び、再度焙煎をやり直し審査します。
1セッション毎に審査委員でのディスカッションが行われ1つ1つ丁寧に審査していきます。審査員は日本・アメリカ・オーストラリア・韓国・イギリスなど複数の消費国からとニカラグア(国内の審査委員)で構成されていました。
農園関係者やACEN(ニカラグアコーヒー協会)国の関係者などコーヒーに関連する方たちが見守る中、カップ・オブ・エクセレンスの受賞式が行われました。
今年36ロット受賞した中で1位に輝いた生産者です。Buenos Aires農園 Luis Emilio Valladarezさん(写真上右・中央) いったいいくらの値段がつくのか楽しみです。
1位~36位まで、どのロットを見ても素晴らしいポテンシャルを持ったコーヒー達でした。生産者の農業レベルの向上は、近年素晴らしく進歩しています。その結果が、世界最高峰の品評会、カップ・オブ・エクセレンスの結果に現れています。この中からオークションでトーアコーヒーが購入できることを楽しみにしていてください。