今期の買い付けのため、1月後半から2月の前半にかけ中米3カ国を回って来ました。以前よりトーアコーヒーは農園主との直接取り組みによるダイレクトトレードを構築し続けています。その中の一つグァテマラ・コバンにあるサンクリストバルのコーヒーをご紹介いたします。
サンクリストバルは小規模生産者が多くこの地区だけでも30以上の農園があります。
集められたコーヒーチェリーは処理場へと集められます。こちらの処理場では、Fully Washedのほかに今話題のHoney Processを行っています。トーアコーヒーも昨年からHoney Processでの処理をお願いしています。手間と費用が掛りますが、カップしたときのの甘さは絶品です。画像は送風機付アフリカンベッドでの乾燥風景。カルダモンの葉を乾燥させる為の乾燥装置を利用しています。
ハニーコーヒーの出来上がり!色もどことなくハチミツ色。
Fully Washedの処理風景 画像は醗酵工程が終わり醗酵槽から次の段階へ送るところ。
ムシラージという種の周りについている粘液質を除去する機械。
設備機器好きにはたまらない有名メーカー。
水洗処理されつるつるのコーヒー豆。
処理されたコーヒー豆を一箇所に集めます。
集めたコーヒー豆をすぐに乾燥機へと送ります。
この地区は湿度が高い為、Fully Washedはパティオでの天日乾燥は行わず低温乾燥機を使用し仕上げます。
同じ国の中でも気候風土により様々な工夫をされています。このこだわりを一人でも多くのお客様に味わっていただきたいです。