4月7日~11日にニカラグアの首都、マナグアで2016国際品評会が開催際されました。ニカラグアの主催者側から招待状が届き参加して来ました。今年ニカラグアは、カップ・オブ・エクセレンスには不参加を表明しており独自開催となりました。
今回の出品されたコーヒーは合計172ロットあり、2度の国内審査で最終的に54ロットまで絞られ国際審査会へと上がってきました。
ニカラグアの生産者も品質向上策に対し意欲的で、かなり素晴らしいフレーバーのコーヒーが出品されていました。しかしその一方でハニープロセスなど、最近の流行を追いかける生産者もいて、乾燥技術がまだまだ不十分なコーヒーもあり、かなり品質にばらつきがありました。
ニカラグアのスタッフのお陰で無事審査会も行えました。
今年の1位は昨年1位に輝いたブエノスアイレスのジェネラルマネージャーのオルマンさんが手がけるセゴビア地区のFinca Bella Auroraでした。左上、真ん中のおじいちゃんが農園主です。
6月にオークションが行われるので今から楽しみです。
中米の中でも政治が混乱している国と言われていた時期があったそうですが、ところどころそれらしい風景が残っている中、日本や韓国の車が行きかい、ショッピングモールには沢山の人が買い物を楽しんでいるなど都市部では穏やかな一面を見ることが出来ました。
来年は、カップ・オブ・エクセレンスに戻るかどうかは分かりませんが、引き続きニカラグアは目が離せない生産国の一つであることは間違いないなと感じました。
来月は2016年カップ・オブ・エクセレンス ホンジュラスの国際審査会に参加してきます。今年からかなり審査内容が変更となるのでそのあたりも報告したいと思います。