2017年 中米産地レポート/グァテマラ偏 Vol.1

1月19日から中米3カ国の買い付け出張に行って来ました。

今は中米の収穫シーズン真っ只中です。

まずはグァテマラの首都グァテマラシティから車で5時間ほどのところにある「サンクリストバルベラパス」に行って来ました。

 

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ここは、いつもトーアコーヒーがお世話になっている産地で、17件ほどのマイクロミルを集めていウエットミルです。今回はその中の3つの農園を見てきました。

 

1件目の農園 アシェンダ サンタイネス のオーナー ロニー・ソリアさん

 

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標高1410mに位置し カトゥーラ カツアイやレンピーラなどを栽培しています。1番のこだわりは、オーガニック栽培にこだわり土壌作りに力を入れている事です。パルプを混ぜた土の中にミミズを入れる事でミミズの尿からでるチッ素がコーヒー栽培において貴重な肥料となると言っていました。

 

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2件目の農園  フィンカ ロス ロブレスのオーナーアグスト ロブレスさん。

 

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標高1500mに位置し、カトゥアイ  ブルボン  ウンガニョ  ドッサーニョを栽培。※ウンガニョ ドッサーニョの品種名は現地語の為不明。
ブルボンを育てているが、他品種と隣接しているのとハチ蜜を作っている為他の品種が混ざっている可能性があるみたいでした。※ブルボンの新芽がブロンズだった。

 

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農園内は松やバナナなど緑が多く良い環境でした。


 

3件目の農園は、2年前に伺った事のあるフィンカ アゥワ ベンディッタです。

 

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標高1440mに位置しカトゥーラ カツアイ コスタリカ95 パチェを植えています。※パチェという品種は初めて聞きました。
2年前に来た時はサビ病が蔓延し悲惨な状態でした。


※2年前の画像です。

 

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※現在の画像

 

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剪定をしたり、新たに植え替えたりと努力を続けここまできたそうです。

 

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古いカトゥーラの収穫量が落ちているそうで、今期の収穫状態をみて植え替えるか決めるそうです。

 

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産地の状況が2年でガラッと変わるさまを間近で感じられ良い経験が出来ました。

グァテマラはゲイシャやパカマラを植えてスペシャルティを狙ってつくり高い価格で取り引きしたいと思うオーナーと、サビ病対策に力を入れ生産量を上げていきたいと思うオーナーと地域特性を活かしたビジネスを展開していました。

 

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