5月9日~13日に亘り、ホンジュラスの首都、テグシガルパのIHCAFE本部で2016年カップ・オブ・エクセレンス ホンジュラスが開催されました。
今回カップ・オブエクセレンスの国内審査に260ロット出品され、ナショナルカッパーにより46ロットに絞られた後、国際審査委員による国際審査会が開催されました。
今回が今年初となるカップ・オブ・エクセレンス審査会であり、カップ・オブ・エクセレンスを運営するACEの専務理事が変わって最初の審査会でした。今年からルールの変更で入賞ラインが85点から86点に変更となり、更に新しいカッピングフォームのテスト審査も行われ、今後の変革を見据えた非常に意義深い審査会となりました。
46ロットを3日間かけ審査し最終的に今回のカップ・オブ・エクセレンス ホンジュラスを受賞したコーヒーは、23ロットでした。4日目の最終日はTOP10を再度焙煎し直し、最終ジャッジを行い、今年のナンバー1及びベスト10の順位を決定します。
今回の1位はLa PazのMs.Marysabel Caballero Garcia が出品したゲイシャ種のロットが91.70点で見事1位となりました。ホンジュラスでゲイシャ種が1位を取ったのは初めてでした。
ホンジュラスでもゲイシャブームがきそうな予感ですがしますが、Catuai やPacas Lempira も素晴らしいコーヒーでしたし、さらに驚きなのが、IHCAFE90というサビ病対策で品種改良されたハイブリッド系の品種が90.43点で3位に入ってきていました。今後ともホンジュラスの品質向上に益々目が離せません。