スペシャルティコーヒー インド買い付けレポートVol.1

インド「Karadykan/Gangagiri/Attikan」

Natural & Washed COFFEE 買付け。

 

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1月27日からインド南西部に位置するカルナータカ州のチクマガグールに3つの農園を所有するSANGAMESHWAR COFFEE ESTATES(以後SCE)に行ってきました。

北緯13°に位置し標高は約900m~1300mの高原です。その為昼夜の寒暖の差があり朝晩は肌寒いくらいでした。低地のエリアではロブスタが栽培されていて、標高の高いところでアラビカ種が栽培されています。今は収穫時期のため乾季ですが、6月から8月にかけ雨季となります。昨年の雨季に豪雨があった為、収穫の時期も短くなり、収穫量も落ちたといっていました。

 

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ピッカー(収穫作業者)たちの朝。

 

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朝7:30にその日の作業者達の点呼を行います。(SCEでは常雇いと繁忙期だけの雇用と2つのグループに分けて点呼を採っています。)

 

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服装がばらばらなのは臨時雇い、青い布をつけているのが常雇いです。労働時間は1日8時間30分のお昼休憩があり残業も強制ではありませんがあります。賃金は317ルピ/1day(8h)(日本円にすると今のレートで、485円)残業は2倍増しでもらえるそうです。1日8時間の作業ノルマはアラビカ種で55kg/dayロブスタ種で70kg/dayです。30kgに満たない場合はギャラが半分になります。なぜロブスタ種とアラビカ種でノルマが違うかというと、地形的に低地(ロブスタ栽培エリア)はフラットに近く、高地(アラビカ種の栽培エリア)は傾斜がきついという作業的なものと、品種の差で基本的にアラビカ種よりもロブスタ種のほうが1本の木になる実の数が多い(例外もあります。)からです。日中は収穫、夕方は集荷したチェリーを水洗処理場に併設している乾燥場(パティオ)での作業があります。

 

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続く。

http://toacoffee-online.com/shopdetail/000000000411/ct4/page1/recommend/

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