昨年から買い付けを開始した、インド共和国の南西に位置するカルナータカ州のチクマガグールへ行ってきました。
私にとってのインドとは、デリーに見る喧騒と埃っぽさ、ガンジス川の沐浴等でしたが、入国早々そのイメージは良い意味で裏切られました。
入国した最初の都市は、バンガロールといいインド版シリコンバレーといわれるインドのIT産業の中心地でかなり都会的な街並みでした。
イギリスの統治下時代を感じさせる雰囲気のある都市でした。
とはいえ、郊外に出るとまったく違うインドが見えました。
目的地のチクマガグールまでは、バンガロールから車で、6時間ぐらいかかります。
まずは、目的地の途中にあるハサンにあるドライミルに行きました。
インドで早くからピニャレンセのセパレーターを導入。
インドの場合は国産の機器メーカーがあるので外国製はまだ珍しいそうです。
最終的にはハンドピックで欠点豆を除去します。作業がしやすいようにベルトコンベアでグリーンコーヒーを流し女性スタッフがハンドピックを行います。男性は集中の持続力が無い為この作業には向かないそうです。
ドライミルで働くスタッフ。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?