Fazenda Monte Alegre
ブラジルスペシャルティコーヒー界を牽引する優良農園
最先端の技術を駆使し美味しさとコストパフォーマンスの両立を図る。
ブラジルのミナスジェライス州のモンテベロという町にあるMonte Alegre農園に行って来ました。
ブラジルは南半球に位置するため季節は冬です。その為、朝晩はかなり冷え込み厚手の福が必要なほどですが、日中はかなり暑かったです。
世界最大の輸出量を誇るブラジルらしいダイナミックな農業をご紹介いたします。
フラットな地形を生かした機械収穫。
Monte Alegreは4つの異なるセクター(農場)を所有しそれぞれに場所や地形が異なり、収穫方法もその地形に合わせた方法を採用しています。その中でセクターAは、フラットな地形を活かし収穫マシーンを使用しています。
1台3000万円するマシーンを8台視余裕。
1台で200人/1日の働きをします。
一昔前までは、手摘みみに付加価値をもったり、それが良いとされていましたが、今は、機械の収穫のほうが、木にストレスも与えず、熟度の良いものを収穫する事が出来ます。
収穫機なのに手摘みみより良いわけ。
秘密は、収穫機の先端にありました。
回転盤に緑色のシリコン素材の棒がいくつもささって、それが振動しながら回転しコーヒーチェリーを揺さぶり落とします。振動の強さを調節する事で、熟度の良いものだけを収穫する事が出来ます。コーヒーチェリーは木の上から熟すので高さのあるマシーンはたやすく収穫する事ができます。更に、回転盤から棒を取り除き収穫したい部分だけに棒をつけることが可能なので未熟実を残す事が可能です。
収穫されたチェリーは、直ぐに処理場へと運ばれます。
チェリーの袋に、収穫したセクター、区画、時間など記入(トレーサビリティ情報)し処理場へと運びます。きちんと管理された現場を見ることが出来ます。ブラジルの生産現場は繁忙期の人手不足もまた問題の一つとなっています。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?