前の晩に醗酵槽に漬け込んだコーヒーを12時間後の早朝に取り出します。朝からなかなかの重労働です。
醗酵槽から取り出した水は、かなり汚れているので、浄化槽、ため池に流し中和した後川に戻されます。
水洗処理のときに取りきれなかったチェリーの皮も混入しています。まずここでは、水路に木の棒を使いせき止め軽いチェリーの皮とゴミを先に取り出します。
集めたチェリーの皮は回収し肥料等に再利用されます。
コーヒーを取り出すだけでもかなりの時間と労力、そして多くの水を使用することに改めて気づかされました。
多くの人の力と豊かな自然があって、コーヒーが私達の元に届くのだと思うと1粒も無駄には出来ないなぁと感じました。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?