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2017.2.20

2017年中米産地レポート/ニカラグア偏 Vol.3

コーヒーのある風景

前の晩に醗酵槽に漬け込んだコーヒーを12時間後の早朝に取り出します。朝からなかなかの重労働です。

醗酵槽から取り出した水は、かなり汚れているので、浄化槽、ため池に流し中和した後川に戻されます。

 

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水洗処理のときに取りきれなかったチェリーの皮も混入しています。まずここでは、水路に木の棒を使いせき止め軽いチェリーの皮とゴミを先に取り出します。

 

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集めたチェリーの皮は回収し肥料等に再利用されます。

 

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コーヒーを取り出すだけでもかなりの時間と労力、そして多くの水を使用することに改めて気づかされました。

多くの人の力と豊かな自然があって、コーヒーが私達の元に届くのだと思うと1粒も無駄には出来ないなぁと感じました。

 

2017.2.17

2017年中米産地レポート/ニカラグア偏 Vol.2

コーヒーのある風景

エル・ケッツァールの農園内にある水洗処理場です。

 

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収穫されたチェリーを水洗処理槽に入れている風景です。箱に移し1袋にチェリーが何杯分あるか数えながら投入していました。

 

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処理層に投入されたチェリーを水の力で水路をたどらせます。

途中、フローター除去を行うため、あえて水路は長めに作ってあります。

※フローター除去とは、葉っぱや枝、過熟を含めた軽いチェリーなどをセパレートする方法。

パルパーでチェリーの皮を剝ぎ、醗酵槽へ流れていきます。

発酵槽には、12時間位つけるそうです。

 

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水洗処理で使用し汚れた水はそのまま川へ戻さず、何層もの浄化タンクを通し、カルシウムを加えため池で中和してから川へ戻すそうです。自然環境に配慮する事で持続性のある良質なコーヒーを生産することが出来ます。

http://toacoffee-online.com/shopdetail/000000000326/ct4/page1/recommend/

 

2017.2.16

2017年中米産地レポート/ニカラグア偏 Vol.1

コーヒーのある風景

ニカラグア の首都マナグアから車で3時間ぐらいの場所に移動します。途中、日本の援助で造られた橋を通過します。

 

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ニカラグアは世界で2番目に熱帯雨林がある自然豊かな国です。ちなみに1番はブラジルです。

 

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エルケッツァールはマタガルパという街の山あいにあります。
マタガルパはニカラグアの中でコーヒーの集積場として栄えてきた街で最初に入植したのはイギリス人との事でした。エルケッツァールのオーナーはスコットランド出身です。

 

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コーヒーの街らしく、いたるところにコーヒーの集積場がありました。

 

まずは、マタガルバのサンミゲルにあるドライミルに行ってきました。

 

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2年前に伺った時には無かったスクリーン選別機やビューラー社のカラーソーターが設置されており最新の設備で稼働していました。

 

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上の写真は、カラーソーターではじかれたダメな豆です。精度が素晴らしく良い為、一瞬見ただけではわかりませんでした。日本でハンドピックをすると人件費が高くつき無駄なコストになります。生産国でも精度の高い機械を導入しコストパフォーマンスを高めて行く事も大切な事だと考えます。

 

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