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2018.9.12

ブラジル出張レポート3

コーヒーのある風景

MonteAlegre水洗処理施設と乾燥場

 

MonteAlegreはセクターごとに処理場があり、収穫したチェリーを直ぐに処理できるようになっています。

コーヒーチェリーは、収穫後から熟度が進み完熟を超えると発酵過程に入ってしまいます。

過熟実や発酵豆は、コーヒーの場合、酸の質に悪影響をおよぼし、結果品質が下がってしまうので避けなければなりません。

 

運ばれてきたチェリーの処理工程(Natural)

 

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運ばれてきたコーヒーチェリーは、小枝や葉っぱなどを取り除き、電子選別機を使用し赤い実とグリーンの実をより分けます。この機械の生産量は、生豆で25袋/1日のチェリーを選別します。MonteAlegreはこの機械を2台稼動させていますが、50袋/1日では、特別に仕上げられるマイクロロット用だけにしか使用できないことになります。通常品は水流選別にかけられてから乾燥させます。

選別されたはじかれたチェリーは再度水流選別機とグレーンセパレーターにかけられ、PulpedNaturalまたはFully Washedに処理されたり、コマーシャルコーヒーに混ぜられます。

 

運ばれてきたチェリーの処理工程2(PulpedNatural)

水流とチェリーの比重による選別機

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チェリーの重さによる比重選別の様子。

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重たいチェリー(合格品)は沈み隣のレーンに移り浮き上がって分ける仕組み。

グリーンセパレーター。チェリーの身の固さ(熟度)で選別する機械。遠心力を利用し、内部から押し出す仕組み。ドラムの隙間から熟度の良いものだけが飛び出る。硬い実(熟度不足)の豆は、そのままコマーシャルコーヒーのNaturalにするか、再度、設定をゆるくして(内圧を強くする)グリーンセパレーターに掛け再処理される。

 

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水流選別機とグリーンセパレーターが開発されて以来(2000年以降)ブラジルのコーヒー産業は大きく変わりました。

 

チェリーから取り出した種。

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水路を通って醗酵槽へ運ばれる。水路は醗酵槽に繋がっているが、意外と距離が長いのが特徴。

 

 

醗酵槽。

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発酵時間は12時間グライダが、醗酵槽の水のPHを管理し取り出すタイミングを計算している。

コーヒーの発酵は、お酒のそれと違い、種の周りについているムシュレージと呼ばれる果肉を除去しやすくする為の工程です。

メカニズムは解明されていませんが、この工程で、ワインやオレンジジュースやマンゴージュースなどをいれて特殊な香りを添加させようとしている生産者も出てきています。しかし全てが良いわけではなくまだまだ研究の余地があると同時にテロアールとは関係ない何だか邪道な感じのするコーヒーが一部で作られています。

 

 

コーヒー乾燥工程

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ブラジルらしい?というかMonteAlegreの規模の大きさに圧巻の乾燥場です。パティオとアフリカンベッドが広大な敷地の中にありMonteAlegreの生産量の多さを物語っていました。

ドライマシーン

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MonteAlegreでは、大型の乾燥機を数十台稼動させています。この乾燥機の最大の特徴は、全てコンピューターで温度管理をされているところです。

一昔前までは、乾燥機は高温で乾燥させていたため乾燥段階で胚芽が死に代謝活動が出来なくなり品質が悪いとされていました。(まるで焙煎をしているかのような感じ)しかし最近は、ラブラス大学のフラビオボーレン博士の論文により、天日乾燥よりも、ドライマシーンのほうが温度管理をしやすいということでドライマシーンが見直されています。(但し乾燥温度は低めで、連続過度はせず、休息をとりながらゆっくり乾燥させることが原則。)

MonteAlegre出働くオペレーター数十人がラブラス大学のフラビオボーレン博士の講義を受講して依頼、定温乾燥に切り替え品質向上に努めています。

 

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乾燥工程が終わると木製サイロで数週間~数ヶ月休息させ、出荷を待ちます。

今年は、MonteAlegreのスペシャルマイクロロットをトーアコーヒーは買付けることが出来ました。入港は年末ぐらいの予定でいます。ご期待下さい!