いつもコーヒー輸入などでお世話になっているECOM Japan様にて、グァテマラの生産者のROSMA社(ウエウエテナンゴ)のアレハンドロ氏とフレディ氏(兄弟)が来日されたのでお邪魔してきました。
ROSMA社のコーヒーは、トーアコーヒーでもちょくちょく使わせて頂いており、特に今年は、カップオブセクセレンスのエキゾチック ウォッシュドで4位を受賞した、ROSMA COFFEE Geishaを落札していたので、今回お会い出来て大変嬉しかったです。
ROSMA社は9つの農場を所有しすべて家族経営で行っています。
場所はメキシコとの国境近くのウエウエテナンゴにあり、度々カップオブエクセレンスで受賞する実力のある生産者です。
現在、グァテマラに限らず、世界中の生産国で気候変動や労働者問題等様々な問題に直面しています。
労働者問題は深刻で、収穫時期に労働者が集まらなかったり、集めた労働者の賃金が高騰したりと、品質と価格に大きく影響を与えています。労働者が集まらなかったり、資金繰りが悪化し離農する生産者も出ている事を最近よく耳にします。
その問題の解決の一つの策としては、彼らと我々ロースターがもっとコミュニケーションをとり、連携を図るべきとの事でした。
特に、収穫前に買付数量や品質が事前にわかると、どこにいくら資金と労力をあてれば良いか予測がつき、生産コストを抑えられ、品質も保持出来るという事です。継続した購入により信頼関係を築くことが持続可能な生産につながります。
コーヒー産業にとってコーヒー生産現場の問題は他人ごとではありませんので、お二人のプレゼンテーションは大変興味深かったです。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?