Taiwan Alishan Green Coffee Evoluation & Assessment 2024
今回の台湾コーヒーの品評会に参加してみて感じたことは、台北、台中、台南と少数の古来からの部族が台湾国産コーヒーを通して、生産者からグリーンバイヤー、ロースターそして最終的なお客様に至るまで、その味とストーリーに魅了され楽しんでいるという事を感じました。
もちろん他国からのコーヒーも流通し、阿里山で生産されるコーヒーよりも低価格で販売されています。
しかし自国のコーヒーを成長させるために情熱をもってブランド作りに励んでいる事や、少しでも品質を向上させようとする生産者の努力をこの品評会で感じることが出来ました。
そして生産者からの透明性を持った情報をグリーンバイヤーやロースターがきちんとくみ取り、安心安全だけではなく、品質を対価で評価しその生産者のストーリーを消費者に情報提供する、結果、台湾のコーヒーラバーに価格が高くても受け入れられているんだと感じさせられました。
この素晴らしいサイクルを構築する1歩を台湾は確実に踏み出している事が、台湾コーヒー業界の発展の潮流になっているのだと感じました。
こんなに近くの国で素晴らしいコーヒーに出会えたことが幸運であると共に、今後も台湾コーヒーから目が離せなくなりました。
後味の汚れ・切れのなさを「コク」「飲み応え」と誤解されてませんか?