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2020.4.10

エブリデイ トーアコーヒーVol.2

コーヒー豆知識

さて今回は前回でご紹介した器具を用いて、当社のハウスブレンドであるゴールデンブレンドキングアーサーブレンドの濃度を測定し比較していきたいと思います。

IMG_1299

 

 

スポイトでサンプルを抽出し、測定します。

IMG_1327IMG_1346

 

 

また今回は2種類のペーパーフィルターを用いてそれぞれ測定し、ペーパーフィルターの素材の違いで、濃度がどのように変わるのかも検証したいと思います。

image2

 

 

ゴールデンブレンド中煎り

①カリタFPぺーパーフィルター TDS1.37%

※TDS:Total Dissolved Solidsの略称で、コーヒーの濃度の単位として使われています。液体の中にどれだけ成分が溶け込んでいるかの量(濃さ)を表します。

あくまで濃度を表す単位ですので、数値が高いほど優れているという事ではありません。

GBkalitaKalita

 

②ケナフ入りペーパーフィルター TDS1.62%

GBKenafケナフフィルター1~2人用

 

キングアーサーブレンド深煎り

③カリタFPぺーパーフィルター TDS1.51%

KAKalitaKalita

 

⓸ケナフ入りペーパーフィルター TDS1.68%

KAKenafケナフフィルター1~2人用

 

①と③、②と⓸を比較して、中煎りよりも深煎りの方が濃度が高い事が見てとれます。

 

また①と②、③と⓸を比較して、カリタFPペーパーフィルターよりもケナフ入りペーパーフィルターの方が濃度が高めに抽出されている事が分かります。

 

トーアコーヒーではケナフ入りペーパーフィルターを推奨しております。ケナフ入りペーパーフィルターは、コーヒーの成分をより抽出してくれるとともに、高品質コーヒーの美味しさ(油分・微粉)も抽出してくれます。

 

 

次回はフレンチプレスと茶漉しの抽出編です。お楽しみに!